日本と海外のネイリストの働き方

ネイリスト

日本と海外では、生活習慣や文化などが異なり
ます。この違いは、仕事や職業においても同じ
です。ネイリストという職業は、そもそも海外
からきた文化で人気があります。今では、就職
の機会は日本国内だけでなく広がっています。

そのため、海外で活躍したいと考える人も増え
ていますが、ネイリストの需要や給料、言葉など
が分からずに不安に感じることもあるでしょう。

ネイルサロンの呼び名は世界共通?

日本でもおなじみの「ネイルサロン」は、
爪の装飾や手入れ、ケアなど、ネイルに特化し
たお店のことを指します。ネイルサロンと言う
呼び方は日本では当たり前に使われますが、
海外では少し違う呼び方をしています。

イギリスやヨーロッパでは、同じような場所
を「ネイルバー」や「ネイルスタジオ」と呼ぶ
ことが一般的です。ネイルサロンは、元々は
海外から来た業種で、日本では独自の発展
を遂げ、現在のスタイルに変わってきました。

ネイリスト 福岡

海外ではネイリストと呼ばない?

日本のネイルサロンでは、施術を行う人を、
「ネイリスト」と呼びますが、この呼び名は、
特定非営利活動法人の日本ネイリスト協会
が提案し、使われるようになったものです。
ヨーロッパでは、
「manicurist(マニキュアリスト)」
または各国の公式資格として、
「nail technician(ネイルテクニシャン)」と
呼ばれています。

東南アジアや東アジアでは、日本と同じく
「nailist(ネイリスト)」という呼び名が通じ
る場合もあり、ネイリストという呼び名は日本
だけでなく広がっています。

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海外でのネイルサロン事情は?

日本でネイルサロンに行くと、大体の人が
ジェルネイルをすることが多いですよね。
質が良く持ちのいいジェルネイルが手軽に
出来ることが日本のネイルサロンの良いと
ころだと思います。近隣のお国、韓国・中国
シンガポールなどもジェルネイルが人気です。

爪の形は、日本ではラウンド(先端が丸い形)
が主流ですが、海外ではスクエアオフ
(先端が平らで角を少し丸くする形)
が一般的のようです。

ヨーロッパやアメリカでは、マニキュア
(ポリッシュ)が人気で、ワンカラーでお手
入れれするスタイルが一般的です。店内に
多くの種類のネイルポリッシュが置いてあり、
その中から好きな色のポリッシュを選んで
やってもらう形。ジェルネイル自体が無い
わけではないですが、自爪にネイルポリッシ
ュかジェルポリッシュを単色で塗るだけと
いうオーダーがほとんどです。

もちろん今でもアクリルパウダーで長さを
出す施術を好む人もいるようです。
日本で言う「スカルプ」と呼ぶ技術です。

最近では、ディッピングパウダー、パウダー
ネイルなども流行って来ています。
アクリルパウダーより強度は落ちるようで
すが、粉の中に爪に良いビタミン成分が入っ
ていて爪良いネイルのようです。

ネイルデザイン

海外では、ネイルは国家資格?

日本では、ネイリスト技能検定やジェルネイル
検定などの資格を取得することがありますが、
主な目的は一定の技術力を持っていることを
示す指標として、多くのネイリストさんが資格
を受験します。ですが、資格を持っていないと
仕事ができないわけではありません。実際は
資格なしで仕事をしているネイリストもいます。
日本でのネイル資格は、海外から見ると実績の
一つなんです。

海外でネイリストとして働く際には、国に
よっては国家資格が必要なケースもあります。
アメリカではネイリストは国家資格であり、
業務を行うために必要な条件となっています。

「マニキュアリスト」という国家資格を取得
が必要です。ライセンスの取得条件は州によ
って異なりますが、日本とは違って資格がない
と仕事をすることはできません。アメリカは
ネイルアートの発祥地とされ、ネイルを日常的
に楽しむ国としても知られています。

ネイルが生活に密着しているため、国家資格と
して認められている側面もあるかもしれません。
資格を取得しても、その州でしか働けないため、
事前に「どの地域で働きたいか」を決めておく
必要があります。

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ネイルの勉強・資格

海外のネイリストの給料事情は?

海外では、チップの文化が存在します。
施術に対しての満足度や、担当ネイリストが
良い対応をしてくれた場合などは、多めに
渡すという風潮のようです。良いサービスを
したぶん、チップも弾んでもらい大事な収入
源になっています。

ネイルサロンによっては、受け取ったチップ
がそのまま給料になるわけではなく、割合が
異なる場合もあるようで、その日の給与に
プラスされる仕組みもあるようです。

海外では日本とは異なり、固定給ではなく歩合
制のネイルサロンがほとんどです。売り上げ
に応じて給与が変動するため、収入も日によ
って違います。そのため、海外でネイリストと
して働くと、お給料はどのくらいかと一概には
言えない状況のようです。ですが一部の海外
のトップネイルアーティストは、日本よりも高い
収入が期待できる場合もあります。

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