ネイリストの離職率、退職理由は?

ネイリスト

ネイルサロンに就職してその後の
ネイリスト離職率は高く、就職して1年以内
に約50~80%が辞めてしまうと言うことです。
厚生労働省の令和2年度の新卒の離職状況に
よると、就職後3年以内の離職率は
新規高卒就職者36.9%、
新規大卒就職者31.2%だそうです。

この数字を見ると当店がいかに離職者
が少ないかよくわかります。

ネイリストの離職率は、結婚や妊娠、
引っ越しなど、個人によって退職理由は
異なるため一概に言えませんが、
このような理由が主ではないかと思います。

下記の新規大卒者の状況と比較しても
現在の離職状況がわかります。

厚生労働省は、このたび、新規学卒就職者の就職後3年以内の離職状況について取りまとめましたので、公表します。
令和2年度における新規学卒就職者の離職率は、学歴別、卒業年別とも、例年に比べ低下しました。
その結果、新規学卒就職者(平成 30 年3月卒業者)の就職後3年以内の離職率は新規高卒就職者で約4割(36.9%)、新規大卒就職者で約3割(31.2%)となりました。

出典:新規大卒就職者の離職状況(平成 30 年 3月卒業者)

働き方や労働条件の不満

10年くらい前のお話から始まりますが、
ネイリストは多くの場合、週末や夜間に働く
ことが求められることも多かったですよね。
当時はネイルが爆発的に人気が出だし、
需要と供給が間に合わずどんどんサロンが
増えていく環境でしたので10年くらい前
までは11時12時閉店なんて当たり前の
ように全国的になっていました。

当店でも10年以上前は11時閉店の時期も
ありました。今では全国的にサロン状況が
落ち着き、ワークライフバランスの問題や
労働時間の長さによるストレスが離職の
一因となったことから、全国的に閉店時間
が早くなってきましたよね。

当店では平日は最終受付が19時までです。
土曜日は17時が最終受付で閉店です。
二交代制なので週に2日もしくは3日が
この時間で、残りの出勤や予約状況で
19時上りが通常です。

ネイルサロン店内

キャリア成長やスキルアップの限界

ネイリストとしての技術やスキルを向上
させるためには、学習とトレーニングが必要。
一部のネイリストは、自身のキャリアの
成長やスキルアップの限界を感じ、他の
職業や業界に進まれることも希にあります。
また、回転率重視で休憩が少ないお店など、
時々お聞きしますよね。当店では必ず
毎日1時間の休憩は決まりです。
空き時間も一息つくようにしています。

当店では過去16年間で2名ほどおられました。
お客様と向き合い接客をするネイルの仕事に
自分は合っていないのかもしれないので
一度ネイルを離れて他のお仕事をして見たい
という思いが強くなったと言う理由でした。

コミニュケーション問題は他でもよく
お聞きするので意外に悩まれてある方は
多いのかもしれません。やはりネイルは
出来ても同時に接客もこなさないと
いけない職業ですので、想像している
よりも多いのかもしれませんが、
その理由で退職された方は16年間で1名です。
残りの1名は何の悩みも無く他のお仕事も
経験してみたいと言う理由でした。
ネイルサロンの募集要項をチェックする。

経済的要因

ネイリストの給与は、経験や技術レベルに
よって異なるお店も多いと思います。
当店では普通に滞りなく業務を遂行して
いければ期間ですぐに上がっていきます。

ですが他でお聞きする話ではお給料が
16万円位など経済的な面での不満や
収入が不安定で生活が出来ない。
一向にお給料が上がらない、などの理由で
離職を考えることも多いとお聞きします。

当店では経験者で問題なく施術が
出来る方は21万からスタートしますが、
大体23万から25万あたりが多くいます。
店長になると28万~30万を行ったり
来たりの収入になっています。
アルバイトは時給1200円からです。
ちなみに当店では給与問題で
退職された方は一名もおりません。

ネイリスト 福岡

職場環境や人間関係の問題

職場の環境や人間関係が劣悪な場合、
ネイリストはストレスや不満を抱えること
があります。もちろん当店ではそんなこと
は全くありませんよ。ですがそのような
お店もありえると言うお話になります。

チームの協力やサポートの欠如、上司や
同僚とのコミュニケーションの問題など
が離職の要因になることがあります。
そういう問題は、1人でも変わった人が
居れば全体的に雰囲気が悪くなりますよね。

当店は長い実績があり、人と人を繋げる
仕事術に長けた実績がありますので、
言葉でご説明するより、飾れてない日常の
写真を見て感じて頂けたらと思います。
まずは、こんなお店からをご参照下さい。